■第7章 シート、ステアリング洗浄■
さすがに11万km超のクルマだけあってシートもステアリングもテッカテカ。どう見てもよく見かける浸透保護液とかで光沢出してます。アライのやってはいけないリストのナンバーワンにしたいくらいダメな行為なんですよね、コレ。経年変化もあるのでどこまでマットな状態に戻せるか・・・こいつは迷わず取り外して洗浄することに。
テカリの原因は主に油分なので徹底的に脱脂をする事から始めます。リアシートは取り外して拭き掃除。外せる物はなるべく外します。フロントシートも外したかったが今回は付けたまま掃除。ウエスがびっくりするほど汚れます。いくら服を着ていてもこんなモンに座っていたのかと思うと結構考えさせられますよ。ちなみに通常の「スティックシフト認定中古車」はシートクリーニングしてから納めてます。
完全に汚れ(油分)が落ちたにも関わらずまだテカッてるのはもう表面が擦れてしまっているのでこれ以上マットにするには塗装するしかないですね。最終仕上げに「シート塗装リペア」も考慮に入れ作業は進んでいきます。
洗浄前のリアシート。いまいち分かりずらいけどテカテカくんです。こいつはチェックの皮/布コンビじゃなくて、オール皮ね。
自らバキュームするの図。人任せにはしない主義。見えないところの清掃が大事です。
下準備はOK。
シートはバラしてそれぞれ洗浄。これは乾かしているとこ。
シートバックは結構蘇った感じです。
当然ヘッドレストも抜かりなく。。。
最大の難関、ステアリング。こいつは油分除去だけでは限界でした。時期を見てワザを使うか。
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