Mercedes-Benz
190E 2.5-16 Maintenance Report
-Vol.8- |
■第8章 リアドア内張交換■ まずは現状パーツの取り外しから。こうだろう、ああだろうとアシスタントに指示しながらリアドアを裸に。。。防水防塵のシールドは十分使用に耐えられる状態だったのでそのまま流用。パーツを大きな箱から取り出してまずはあてがって「やっぱ新品はいいねぇぇぇ」とニンマリ。仮止め状態にしようと各所のチェックを始めたところ、「ん?」、パワーウィンドウSWの切れ込みがない。。。 そこには小さな丸い穴が空いているだけ。なるほどデフォルトは手こぎウィンドウ仕様なのね。裏側のパネルにはパワーウィンドウSW用の四角い切り込みの印が。ハイハイ自分で切るんですね、アシスタントが持参したカッターナイフで切り込みを入れてみるがコイツが以外と堅いんだな。地道に削るように作業を進めようやく片側終了。汗を流しながらもう片側も処理をしていざ取り付けに。 取り付け時に難儀だったのがドアのインナー側のオープナーノブ取り付け。外す時は勢いで外れるんですが装着時にはチョッとしたコツが必要。ノブを起しつつパネルをスライドさせながら押し込む・・・みたいな作業で理屈は判るんだがコイツがなかなかハマらない。途中いつもお世話になっている「リトルガレージ」の白井さんが通りかかったのでアドバイスしてもらい何とか終了。頼めば簡単だけど中の仕組みが判るとクルマへの理解度も増すはず。無理しないでこういう簡単な作業からイジリ始めるのはお勧めします。最初から「F野さん」みたいな事はしない事。収拾がつかなくなりますから。 取り付け終えたドア内張りを眺めて改めて感激、「新車はこうだったんだよな」・・・しかしフロントとのバランスは崩れたなぁ。洗うか! |
交換前の状態。プロローグで紹介したようにリアの内張はエッジが劣化してめくれて見るに耐えない状態。 |
取り外した状態。防水・防塵ビニールはオリジナルを流用。 |
パワーウィンドウSWの切り込みを入れているの図。デフォルトは手こぎ仕様の穴なのね・・・ |