Mercedes-Benz
190E 2.5-16 Maintenance Report
-Vol.5- |
1.デッキユニットの交換 オーディオ交換とNAVIの導入、そしてスティックシフト大推薦のETCの取り付けを実施。オーディオ交換といっても限られた予算の中で折り合いの付くものを単純にトレードインするだけで、高級機をつけてマニアックに音を追求するわけではない。 まずはオリジナルのカセットデッキをCDに。チェンジャーではなくやはり手元で入替えできる1枚挿し仕様が一番使い勝手が良いのでデッキユニットの交換に即決定。音も大切ですがやはり見てくれ重視、迷わず「ナカミチ」をチョイス。決してコストパフォーマンスは高くないけれどブラックフェイスに控え目なオレンジのイルミはシックのひとこと。この配色はBMWにベストフィットだろう。流行のデッキ類はシルバーフェイス&電飾キラキラなのですべて却下!!! 肝心の音の方は(FMラジオ比較)チープな純正スピーカーで聴いてもとてもクリアになった印象を受けた。しかしあくまで純正との比較、低音は出ないしとても聴くに堪えない悲しい音なので後日スピーカーも交換することに決定。 ひとつ気になったのはリアスピーカーへの配線。ヨーロッパ車特有のコンソールにある前後フェーダーSWを介したため、デッキ部のフェーダーでリアにすると音が消えてしまう現象が出た。おそらくフロント用の出力しか使われていない模様。これは後日内容を確認して要変更。 2.NAVIの移植 NAVIは現オーナーが足にしている国産車から移植することに。こちらは自分で取付けされたそうだが今回はCD・NAVI・ETCの3点セットで専門業者に依頼。最初パルスをリア側から取ったのだがNAVIが認識せず、結局別系統から採取することで対応。ディスプレイの配線は目隠しのパネルをうまく流用し最短でコンソール内へ。取付け位置もダッシュボードの形状から面イチには出来なかったが満足のいく結果だ。あとはディスプレイのカラーリングがもう少し何とかなれば・・・ま、こちらは流用品なので我慢。 3.ETC取付け 最後はスティックシフト大推薦のETCの取付け。機種はパナソニックの最新型をチョイス。ブラック仕様の三菱も候補にあがったが、スピーカーが別筐体なため却下。ただでさえダッシュボード上にGPS、VICS、ETCと文明の利器3点セットアンテナが陳列しているのでもうこれ以上余計なものが視界に入るのは×でしょう。大柄なシルバー筐体に取付け場所を悩ませさせられたが、試行錯誤の結果、多少の突出を覚悟で運転席右膝位置に。やはり190は小ベンツ、各所の作りが小さいことを再認識させられた。 |
取り外されたBeckerの純正カセットデッキ(上)とシックにまとまったナカミチのCDデッキ(右) |
NAVI取り付けで一番悩ましいのはディスプレイの取り付け位置。190の場合ダッシュボードの形状からこの位置が一番安定し使用感も悪くない。配線はSWの目暗板に穴をあけて処理。 |
ETCはパナソニックの最新型をチョイス。シルバーの筐体とその大きさはちょっといただけないが、、、おかげでこんな位置にしか取り付けできませんでした。 これより奥は放熱用網にかかってしまうためしっかり固定できません。 |